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【開催報告】6月交流会「Co得るカフェ」社会教育法制定77周年を考える

社会教育法

 6月10日(水)午後8時から、交流会「Co得るカフェ」を開催しました。


 1949年6月10日に社会教育法が制定されてから77周年を迎えたことを記念し、社会教育法の意義や今日的課題について学び、意見交換しました。

 概要を紹介します。


●「社会教育法の機能と役割―これまでとこれから」   近藤真司編集長


 編集長は、下記について解説した。


・社会教育法制定の歴史的背景

・社会教育委員制度の意義

・社会教育法の精神


 また、文部省事務次官などを歴任し、戦後の社会教育に大きく貢献した井内慶次郎氏の書籍から大事なポイントを紹介した。


 国民の自発的な学びを尊重すること

 行政は主役ではなく側面支援を行うこと

 一時的なイベントではなく継続的な文化環境を育てること

 民間の自主的な活動こそが社会教育の中心であること


 今日的、課題について


 地域コミュニティの弱体化が進んでいる

 一方で、オンライン交流や生成AIなど新しい環境も生まれている

 今後の社会教育のあり方について中央教育審議会で検討が進められている


<資料>

1)社会教育法のできるまで 本誌1949年8月号 49~56ページ井内慶次郎 

2)「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」井内慶次郎 創刊60周年号p10~19

  (↑クリックするとPDF書類で読むことができます)


●社会教育は “酒会教育”!  佐々木英和先生

  「社会教育は難しく考えられすぎている」

 

 佐々木先生は、社会教育法についてさまざまな論議があるが、法律は人々を縛るためだけではなく、自由や理想を実現するためにも活用できると、コメント。

 社会教育法、法律の考え方について語った。


 社会教育の考え方について


 ・社会を育むことが社会教育

 ・人間関係を育むことによって人が育つことを支援する

 ・社会を育てることを、個人を育てるように考える

 

 最後に、ギリシャ語の「シンポジウム」の意味は、「共に飲む」ことだった。

 社会教育は堅苦しいものではなく、人が集まり語り合う場そのものに原点があると語った。



 参加者から率直な意見も出され、なごやかな雰囲気の中で交流会は行われました。


 人口減少やデジタル化、AI利用が進む時代においても、社会教育は「人と人とのつながりを育む営み」として重要であり続けることが共有されました。


                             まとめ いとう啓子

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