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【開催報告】オクトーバー・ラーニング最終日「やさしい日本語実践者から見た社会教育」

5 時間前
読了時間: 3分
やさしい日本語
20名の方が参加し、やさしい日本語について語り合った

 10月31日(土)、オクトーバー・ラーニングの最終日クロージングとして、「やさしい日本語実践者から見た社会教育」をオンラインで行いました。

 ゲストは(一社)やさしい日本語普及連絡会代表理事、吉開章さん。


 本誌で隔月連載している「やさしい日本語を使って社会教育をバージョンアップ」が、2025年度Japan Social Education Awardの連載部門でゴールドストーリー賞を受賞したことを受けての開催となりました。


 吉開さんは「やさしい日本語認定講師」制度を通じて、全国に600名以上の仲間がいる。執筆者の実践を社会教育誌へ掲載することで、活動の可視化、社会的信用の向上、地域との新たな接点創出が実現している」と報告しました。


 今回のオンラインイベントには、同記事の執筆者の方々も参加され、活動についてプレゼンしました。その後、参加者とともに、やさしい日本語の可能性などについて意見交換しました。


●小野久美子さん(大分県別府市) 2022年2月号執筆者

 Japanese Language School 代表

 シリア難民やロヒンギャ難民への日本語教育に従事している。日本語教育は単なる語学教育ではなく、人と人をつなぐ活動、社会参加を支える活動であると説明した。


●惠谷誠司さん(山口県山陽小野田市) 2023年4月号執筆者

 山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部教授

 薬剤師向けの教育に、やさしい日本語を導入しワークショップなどを行っている。災害時の外国人支援にも応用している。現在は、社会教育委員としても活動中。


●坂本裕美さん(群馬県太田市) 2025年4月号執筆者

 太田市の小学校でバイリンガル教員として活動。外国ルーツの子どもたちへの支援を報告。外国ルーツの子どもたちと地域社会の「つながる会」も実施している。


●山崎聖子さん(神奈川県藤沢市)2025年6月号執筆者

 生活密着型ママ防災士 

 東日本大震災をきっかけに防災活動を開始。外国人住民への防災教育でやさしい日本語を活用している。


●西川奈穂さん(兵庫県) 2025年10月号執筆者

 外国人相談窓口 相談員

 相談窓口での経験から、 家電量販店での外国人とのやりとりを紹介し、「丁寧な日本語」より「伝わる日本語」が重要と説明した。


*内容は、バックナンバーの連載記事で読むことができます。


 プレゼンの後、吉開さんは「優しい日本語は、外国人とのコミュニケーションだけを目的とするものではない。高齢者や障害のある人など、さまざまな人にとって分かりやすいコミュニケーションにつながる。市民が身近なところから学び、実践することで、社会を変えていく可能性がある。やさしい日本語の活動を通じて、一般市民に社会教育を知ってもらう機会にもなる」とコメントしました。



 最後に、吉開さん、近藤編集長と参加者は、「やさしい日本語は防災・教育・医療・地域活動など幅広い分野で活用できる可能性があり、今後は社会教育を通じてさらに広げていくべき。社会教育という枠組みを活用することで、縦割りの行政を超えた横断的な市民への普及が可能になる」という意見を共有しました。



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