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一般財団法人日本青年館
月刊誌「社会教育」
近藤編集長 メッセージ
『社会教育』編集長の近藤真司です。1月号の特集は3つの記事で構成されています。諸課題のそれぞれのキーワードとして地域学校協働活動、おとなの学び、企業との共創を取り上げます。 まず、猿渡智衛さん(文部科学省CSマイスター(石川県担当)福島県 楢葉町地域学校協働センター長)が「福島・熊本・能登の地域学校協働活動から考える 学校を核とした『被災地域』における復興・再生に関する一考察 -能登半島地震からの復興・再生とD-EST(被災地の学び支援派遣等枠組み)構築を見据えて-」を執筆しています。2024年の1月1日の能登半島地震後、現地をたびたび訪問し、地域学校協働活動から考える復興・再生に関する現状報告と提案を述べています。 続いて、三瓶千香子さん(桜の聖母短期大学キャリア教養学科教授 桜の聖母生涯学習センター長)が「履修証明プログラム『桜おとなカレッジ』から見えてくるもの~桜の聖母短期大学の社会人学習支援~」を寄稿しています。高等教育機関において、学び直し・学び重ねのニーズに対応する社会人向けの事業実施を通じて見えてきたことを整理、分析しています。 加えて、橋本憲司さん(仙台市生涯学習支援センター 主査兼社会教育主事)が「共創を目指した取り組み ?市民センター×企業?」を寄稿しています。同センターがかかわる「講座企画研修」の取組として「企業との講座プログラム」を実施しました。その過程で「企画する側も楽しいと思えるか?」がとても大切ということを指摘しています。 特集以外の連載等では、田久朋寛さんの「世代を越えてつながるための『遊び心』の高め方」では「『楽しさ』を起点に興味を喚起する」の中で、ポピュレーションアプローチという考え方を紹介しています。 川上和宏さんの隔月連載「哲学対話-今を“とらえる”時間 」では、2024年春の連続テレビ小説『虎に翼』をどう見たか?をテーマに哲学対話を展開しています。語り合いの中で出た「はて?」がもつ力。これは社会教育にかかせないものです。 2025年は戦後80年。多様な視点からの「社会教育」活動の展開について、学びを実践につなげるヒントを探究していきましょう。
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